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つむじハゲの見分け方|AGAの初期サイン5つとセルフチェック

鏡を見る男性のイメージとともに、つむじハゲの見分け方やAGAの初期サインを解説する記事用ビジュアル

深夜、鏡の前で「もしかして、つむじが薄くなった……?」と不安になったことはありませんか。

30代を過ぎると、仕事の忙しさや疲れが髪の状態に現れやすく、一人で抱え込んで悩んでしまう方は決して少なくありません。

実は、その不安がAGA(男性型脱毛症)によるものか、それとも単なる「つむじの割れ」なのかは、地肌の「色・面積・毛の太さ」という3つのポイントを見るだけで、自分で判断することができます。

この記事では、薬剤師の西口梨恵さんの知見を借りて、今日からできる見分け方と後悔しないための対策を優しく丁寧にまとめました。

最後まで読めば、今のモヤモヤした不安を解消して、自信を持って明日を迎えられるようになりますよ。

この記事の監修者
この記事の監修者
西口 梨恵

◤肩書
株式会社まちかどメディカル
代表取締役
薬剤師

◤略歴
東邦大学薬学部 卒業/北部地区医師会病院/医療法人福寿会メディカルトピア草加病院/ピップ株式会社/令和3年より現職

◤資格
薬剤師免許

西口 梨恵をフォローする
  1. 【セルフチェック】つむじハゲの基準・見分け方5選
    1. 地肌の色をチェック:ピンクや茶色は信号
    2. 渦の巻き方が不明瞭になっていないか
    3. 抜けた毛の中に「細くて短い毛」が混ざっている
    4. 以前より地肌の露出面積が広がった(過去比較の重要性)
    5. 頭皮の硬さと皮脂の過剰分泌
  2. つむじハゲ(AGA)が進行するメカニズムと原因
    1. 悪玉ホルモン「DHT」がつむじのヘアサイクルを乱す
    2. なぜ前頭部とつむじばかりが狙われるのか?
    3. 遺伝だけではない?ストレスや睡眠不足が拍車をかける
    4. デスクワーク層に多い「眼精疲労」と血流悪化の関連性
  3. 【見た目の特徴】正常なつむじ vs AGA各ステージ
    1. 【正常】地肌が青白く、髪一本一本にコシがある状態
    2. 【AGA初期】つむじ周辺が柔らかく、地肌が透け始める状態
    3. 【AGA中期】渦のラインが消失し、地肌が広範囲に露出する状態
    4. 円形脱毛症との決定的な違い
  4. 薬剤師が解説するAGA治療薬の種類と効果
    1. 抜け毛を止める「守り」の薬:フィナステリド
    2. 発毛を促す「攻め」の薬:ミノキシジル(外用・内服)
    3. 副作用のリスクと「ノセボ効果」への理解
    4. サプリメントは補助、医薬品は根本治療
  5. つむじハゲ治療の費用相場と隠れたコスト
    1. 月額3,000円〜10,000円:治療プラン別の相場
    2. オンライン診療 vs 対面診療の賢い使い分け
    3. 国内ジェネリックを選択するメリット
    4. 血液検査などの「隠れコスト」に注意
  6. 失敗しないAGAクリニック選びの3基準
  7. つむじハゲを今すぐ目立たなくするテクニック
    1. 美容師推奨:逆方向ドライヤー術
    2. ハリ・コシ成分配合シャンプーの活用
    3. スタイリング剤の「束感」を防ぐ
  8. つむじハゲに関するFAQ
  9. まとめ:早期発見と正しい対策で自信を取り戻そう
    1. 今すぐやるべきことチェックリスト

【セルフチェック】つむじハゲの基準・見分け方5選

正常なつむじとAGA初期とされるつむじを比較した図解。毛の密度、地肌の見え方、色味の違いをセルフチェック用に示している

「自分は本当にハゲているのか、それとも気にしすぎなのか」という問いに対し、主観ではなく客観的な指標で答えるためのセルフチェック法を解説します。

つむじ周辺の毛髪は自分一人では正しく把握しにくいため、合わせ鏡やスマホのセルフタイマー機能を活用し、以下の5つの「観察ポイント」を精査してください。

各項目は、AGAの初期症状として現れやすい軟毛化や頭皮環境の悪化を正確に捉えるためのものです。

これらを詳細に確認することで、専門機関を受診すべきかどうかの論理的な判断基準となります。

地肌の色をチェック:ピンクや茶色は信号

まず最も重要なのが「地肌の色」です。健康な頭皮は透明感のある青白色をしていますが、AGAが進行している場合や頭皮環境が劣悪な場合、地肌の色に明確な変化が現れます。

  • 青白い: 健康な状態。毛穴に詰まりがなく、毛根が透けて見えるためこの色になります。
  • ピンク・赤色: 充血や炎症、あるいは日焼けのサインです。脂漏性皮膚炎などの可能性があり、抜け毛を加速させる要因となります。
  • 黄色: 皮脂の酸化や老廃物の蓄積、リンパ・血流の悪化を示唆します。
  • 茶色: 炎症と皮脂汚れが混ざった、頭皮環境の悪化がかなり進行している最悪のサインです。

渦の巻き方が不明瞭になっていないか

正常なつむじには、髪が渦状に力強く生えており、中心点のみ少し地肌が見える鮮明な「渦」が存在します。

しかし、AGAによって周辺の毛が細くなると、この渦の形が崩れ、どこが中心なのか判別しにくくなります。

渦のラインがぼやけ、中心から放射状に広がる毛流が見えなくなるのは、密度低下の明確な兆候です。

周囲の髪との境界線が曖昧になり、中心から「円形・放射状」に地肌が透けて見える場合は注意が必要です。

抜けた毛の中に「細くて短い毛」が混ざっている

枕元やシャンプー時の抜け毛を観察してください。太くて長い毛だけでなく、「細くて短い、産毛(うぶげ)のような毛」が目立つ場合は要注意です。

これは、AGAの主要原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の影響で、本来なら数年(2〜6年)あるはずの「成長期」が数ヶ月〜1年程度に短縮され、毛が十分に太く長くなる前に抜けてしまう「ヘアサイクルの短縮」が起きている決定的な証拠です。

専門家も「細い抜け細毛が増えたらAGA進行の疑い」と警告しています。

以前より地肌の露出面積が広がった(過去比較の重要性)

薄毛の進行判定には過去との比較が非常に有効です。1年前、3年前の写真や記憶と見比べて、つむじ周りの地肌露出が明らかに広がっていればAGAの可能性が高いとされています。

また、「つむじの割れ(生えグセ)」とAGAによる薄毛には見え方に明確な違いがあります。

  • つむじ割れ: 髪の流れに沿って「一直線」にパックリと地肌が見える。
  • AGAの薄毛: つむじ中心から「丸く・放射状」に地肌が透け、周囲との境界がぼんやり広がる。

頭皮の硬さと皮脂の過剰分泌

指の腹でつむじ周辺の頭皮を動かしてみてください。頭皮がカチカチに硬いと感じる場合、それは血行不良のサインです。

長時間のデスクワークやストレスにより頭皮の筋肉が緊張すると、血管が圧迫され、毛根への栄養供給が滞ります。

また、夕方に頭皮がベタつくほど皮脂が出る場合も要注意です。皮脂の過剰分泌は常在菌を繁殖させ、頭皮環境の悪化や炎症(脂漏性皮膚炎等)を招き、抜け毛リスクを高める要因となります。

▼【保存版】正常 vs AGA 判別スコア表を見る

チェック項目正常な状態AGA・薄毛の疑い
地肌の色透明感のある青白い色赤・ピンク・茶色・黄色
渦の形鮮明な渦巻き模様輪郭がぼやけて不明瞭
毛の太さ全体的に均一で太い局所的に細い毛が混じる
抜け毛の状態太くしっかりしている細くて短く、弱々しい
地肌の広さ直線的な隙間のみ円形・放射状に露出

判定基準:3項目以上「疑い」に該当する場合、専門クリニックでの受診を推奨します。

つむじハゲ(AGA)が進行するメカニズムと原因

なぜ「つむじ」からハゲてしまうのか。その理由は、男性ホルモンと特定の酵素の分布、そして生活習慣が複雑に絡み合っているためです。ここでは、その科学的な仕組みを詳細に解き明かします。

悪玉ホルモン「DHT」がつむじのヘアサイクルを乱す

AGAの主犯は、男性ホルモン「テストステロン」が、還元酵素5αリダクターゼによって変換されてできるDHT(ジヒドロテストステロン)です。

DHTが毛包(もうほう)の男性ホルモン受容体と結合すると、髪の成長を止めて退行期に移行させるシグナルを引き起こします。

これにより、本来は数年続くはずの成長期が極端に短縮され、毛が太く育つ前に抜け落ちてしまう「髪のミニチュア化」が起こるのです。

なぜ前頭部とつむじばかりが狙われるのか?

AGAでは、頭頂部(つむじ)と前頭部(生え際)の毛包においてDHTの作用が特に強く現れます。これは、5αリダクターゼの分布密度がそれらの部位で特に高いためです。

遺伝的素因により、これら部位の毛根はDHTに非常に敏感である一方、側頭部や後頭部の毛根はDHTの影響をほとんど受けません。

そのため、AGAが進行しても側頭部や後頭部の髪は比較的保たれる「馬蹄形(ばていけい)」のパターンを辿ることが多いのです。

遺伝だけではない?ストレスや睡眠不足が拍車をかける

AGAは遺伝的要素が強い疾患ですが、現代社会においては慢性的なストレスや睡眠不足といった後天的要因が進行スピードを加速させます。

ストレスで交感神経が優位になると末梢血管が収縮し、毛根への血流が悪化します。血液は髪に栄養を届ける唯一の手段であるため、血流が滞れば深刻な栄養不足に陥ります。

また、睡眠中に分泌される成長ホルモンは髪の修復と成長に不可欠であり、慢性的な睡眠不足は文字通り「髪の兵糧攻め」を招くことになります。

デスクワーク層に多い「眼精疲労」と血流悪化の関連性

長時間のPC・スマホ使用による眼精疲労や姿勢不良は、物理的につむじハゲを助長します。首や肩が凝り固まると、頭皮の筋肉も硬直して血管を圧迫します。

特に頭頂部は、前頭筋・側頭筋・後頭筋に囲まれた「帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)」があるだけで、自力で血液を送り出す筋肉(ポンプ作用)がありません。

構造的に血行不良になりやすい部位であるため、デスクワーク主体の生活は、頭頂部の血流を極端に低下させるリスク要因といえます。

【見た目の特徴】正常なつむじ vs AGA各ステージ

つむじ部分の薄毛進行を3段階で示した図解。初期・中期・後期それぞれの特徴と、守りの薬や攻めの薬など推奨される対策を比較している

医学的な知見に基づき、進行度別の視覚的特徴を詳細に言語化します。ご自身の現状を客観視するためのガイドとして活用してください。

【正常】地肌が青白く、髪一本一本にコシがある状態

正常なつむじは、中心の一点から毛が勢いよく渦状に生えています。

頭皮は血行が良く青白い色で、髪一本一本が太くしっかりとしています。指で無理にかき分けない限り、地肌はほとんど見えません。

【AGA初期】つむじ周辺が柔らかく、地肌が透け始める状態

初期段階では、劇的に髪がなくなるわけではありません。

しかし、周辺の髪が柔らかくなってハリ・コシを失い、髪が寝やすくなるため地肌が透けて見え始めます(ボリュームダウン)。

また、頭皮環境の悪化により地肌がピンク〜赤みを帯びることもあります。この段階で適切な対策を取れば、回復の可能性は非常に高いとされています。

【AGA中期】渦のラインが消失し、地肌が広範囲に露出する状態

中期になると、渦巻き模様自体がほぼ消失します。髪は産毛状の細いものが多くなり、地肌の露出範囲が明確に広がるため、一目見て薄毛だと周囲に認識される状態です。

産毛は残っていますが、密度不足のため地肌を覆い隠すことができなくなります。この段階では、内服薬に加えて外用薬(塗り薬)の併用が標準的な治療戦略となります。

円形脱毛症との決定的な違い

つむじハゲと混同されやすい「円形脱毛症」は、ある日突然、境界線がクッキリした脱毛斑が出現するのが特徴です。

脱毛部の地肌は滑らかでツルツルしており、細い毛すらないことも多いです(自己免疫疾患によるもの)。

一方、AGAは境界がぼんやりしており、地肌には産毛が残るためザラザラしています。急激に境界明瞭なハゲが現れた場合は、速やかに皮膚科を受診してください。

▼【詳細表】進行度別・特徴一覧を見る

進行度渦の状態地肌の色状態と推奨対策
正常鮮明な渦青白い予防・頭皮ケア継続
初期輪郭がぼやけるピンク・赤専門医相談・維持薬の検討
中期ほぼ消失茶・黄色維持薬 + 発毛薬の併用
円形脱毛症消失(突発的)滑らか/ツルツル直ちに皮膚科受診

薬剤師が解説するAGA治療薬の種類と効果

AGA治療薬の仕組みを示す図。フィナステリドなどの守りの薬がDHTを抑制し、ミノキシジルなどの攻めの薬が血流改善と発毛因子を促す関係を解説したイラスト

AGAはメカニズムが解明されているため、適切な医薬品を使用することで、多くのケースで進行を抑制し、改善させることが可能です。

ここでは薬剤師の視点から、薬の種類と正しい選び方を詳細に解説します。

西口薬剤師の専門的アドバイス

AGA治療は、抜け毛を防ぐ『守りの治療』と、発毛を促す『攻めの治療』を組み合わせるのが基本戦略です。特にフィナステリド等の内服薬は、原因物質DHTを抑制するために不可欠です。なお、個人輸入の薬は偽造品の混入リスクや副作用への救済制度がないため、必ず医療機関で処方を受けてください。

抜け毛を止める「守り」の薬:フィナステリド

AGA治療の第一選択薬となるのがフィナステリド(商品名プロペシア等)です。5αリダクターゼを阻害し、DHTの生成を抑えて乱れたヘアサイクルを正常化します。

「これ以上ハゲたくない」人には必須の薬であり、1年間の継続で約98%の症例で進行停止・改善が得られたというデータもあります。

発毛を促す「攻め」の薬:ミノキシジル(外用・内服)

地肌が見えている場合、毛を増やす指令を出すミノキシジルが有効です。血管を拡張させ毛乳頭細胞への酸素・栄養供給を増やすとともに、毛母細胞を活性化させます。

外用薬(塗り薬)は副作用が少なく推奨度Aですが、内服薬(ミノタブ)は強力な反面、全身の多毛や動悸・むくみ等の副作用リスクがあるため、医師の厳重な管理下での使用が不可欠です。

副作用のリスクと「ノセボ効果」への理解

AGA治療薬で懸念される男性機能低下(頻度1%前後)は、臨床データ上、プラセボ(偽薬)群と大きな差がないことが示されています。

副作用が出ると思い込むことで実際に症状が現れてしまうノセボ効果に注意が必要です。

一方で肝機能障害は稀に起こり得るため、医療機関で定期的に血液検査を行い、AST/ALT値をモニターするのが合理的かつ客観的なリスク管理といえます。

サプリメントは補助、医薬品は根本治療

亜鉛やノコギリヤシのサプリメントは、あくまで「健康な髪を育てる土壌作り」を助ける補助的なものです。

サプリ単体で進行したAGAを劇的に改善させるのは医学的に困難です。サプリは食事の補助と捉え、メインはエビデンスの確立された医薬品に据えるのが最も効率的です。

メディカルコンテンツ編集部の知見:初期脱毛とタイムライン

治療開始後2〜6週間ほどで、一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こることがあります。これは古い毛が新しい毛に押し出される「薬が効いている証拠」です。ここでやめずに半年(180日)〜1年継続することで、多くの人が改善を実感します。焦らず腰を据えて取り組むことが成功の鍵です。

つむじハゲ治療の費用相場と隠れたコスト

AGA治療は自由診療のため、1年間続けた場合の総額を見極めることが大切です。

月額3,000円〜10,000円:治療プラン別の相場

  • 予防・維持プラン(月額 3,000円〜5,000円)のイメージ:
    国内ジェネリックのフィナステリドのみを使用。進行を止める最も安価なプランです。
  • 発毛促進プラン(月額 8,000円〜15,000円)のイメージ:
    フィナステリド + ミノキシジル外用(5%)。両薬剤を合わせた、王道の組み合わせです。

オンライン診療 vs 対面診療の賢い使い分け

現在は、人件費等の削減により薬代が安く設定されているオンライン診療が主流です。利便性も高く忙しい方に最適です。

一方で、対面診療は拡大鏡(ダーモスコピー)での精密な診断が可能です。初回は対面で正確に評価し、その後の継続処方はオンラインに切り替えるハイブリッド方式は非常に合理的です。

国内ジェネリックを選択するメリット

「プロペシア」等の先発薬に対し、国内承認のジェネリックは成分・効果が同等でありながら価格は半分以下(月3,000〜4,000円程度)に抑えられます。

信頼できる国内メーカーの正規ジェネリックを選ぶことで、長期的なコストパフォーマンスを最大化できます。

血液検査などの「隠れコスト」に注意

薬代が安くても、再診料(1,000〜3,000円)や半年ごとの血液検査(5,000〜15,000円)が別途かかるクリニックもあります。

またオンライン診療では配送料の有無も重要です。表面的な安さだけでなく、これら付帯費用を含めた「年間トータルコスト」で比較検討してください。

失敗しないAGAクリニック選びの3基準

トラブルを避けるために、以下の3つの基準を徹底してください。

  1. 無理なアップセル(高額勧誘)がないか:
    数十万円の医療ローンや即日契約を強引に迫る所は避けましょう。セカンドオピニオンを検討してください。
  2. 初診料・再診料がずっと無料か:
    「支払いは薬代のみ」という明朗会計なクリニックであれば、長期的に続けやすくなります。
  3. 症例データが客観的か:
    Before/After写真の撮影条件(角度・照明)が統一されているかチェックしましょう。信頼性の高い実績の証となります。

つむじハゲを今すぐ目立たなくするテクニック

治療効果が出るまでの期間をしのぐための、実用的なアドバイスです。

美容師推奨:逆方向ドライヤー術

髪を乾かす際、つむじの渦と「逆方向」から風を当てて根元を垂直に立ち上げてください。

生えグセに逆らって根元を立ち上げることで、髪がふんわり重なり合い、地肌の露出を大幅に減らすことができます。

ハリ・コシ成分配合シャンプーの活用

シリコン入りの重い製品は髪を寝かせてしまいがちです。

ケラチンやヘマチンなど髪のハリ・コシを高める成分が配合されたものを選ぶと、乾かした後に自然な立ち上がりが得られやすくなります。

スタイリング剤の「束感」を防ぐ

ワックスの付けすぎは毛束(たば)を作り、隙間から地肌を強調させます。

パウダーワックスでマットにボリュームを出すか、ハードスプレーを離れた位置から軽く吹きかけ、髪同士をベタつかせずにキープするのがコツです。

つむじハゲに関するFAQ

つむじハゲに関して多くの方が抱きがちな疑問について、科学的知見に基づきお答えします。

Q
筋トレをするとハゲが加速するって本当?
A

科学的な根拠はありません。 

一時的なテストステロンの上昇が直ちにDHTの大幅増に直結するわけではありません。むしろ適度な運動は血行を良くしストレスを解消するため、頭皮の健康にはプラスに働く場合が多いです。

Q
市販の育毛剤(リアップ等)だけで治りますか?
A

ミノキシジル5%製剤は発毛効果が認められており、軽度の薄毛には一定の効果が期待できます。

しかし、これだけでは「抜け毛の原因」を止める力は弱いです。根本原因にアプローチし、医学的に最も効率良く治療するには、フィナステリド等の内服薬(守り)との併用が推奨されます。

Q
治療は一生続けなければいけないのですか?
A

AGAは進行性のため、中断すれば徐々に元の状態に戻っていきます。現状を維持したい間は継続が必要です。

ただし、十分な改善が得られた後は、医師と相談の上で服用頻度を下げる「維持療法」へ移行し、副作用リスクや費用負担を抑えつつキープできるケースもあります。

Q
帽子を被るとつむじハゲが悪化しますか?
A

被ること自体が原因にはなりません。むしろ紫外線から頭皮を守るメリットの方が大きいです。

ただし、長時間被りっぱなしで蒸れると頭皮環境が悪化するため、屋内では脱ぐ、汗をこまめに拭く等の対策をすれば問題ありません。

まとめ:早期発見と正しい対策で自信を取り戻そう

つむじハゲは、正しい知識とエビデンスに基づいた対策があれば、決して克服できないものではありません。

西口薬剤師からの最終メッセージ

AGA治療は早期であるほど薬の効果が出やすく、費用も抑えられます。一人で悩む時間は、あなたの髪の将来を守るチャンスを逃している時間かもしれません。まずは専門家のアドバイスを受け、現状を正しく把握することから始めてください。

今すぐやるべきことチェックリスト

  1. [ ] 現状記録: 明るい場所でつむじを撮影し、過去の写真と見比べる。
  2. [ ] セルフ診断: 地肌の色(青白いか)と抜け毛の状態を冷静に確認する。
  3. [ ] 専門医の相談: 無料カウンセリング等を利用し、客観的な診断を受ける。
  4. [ ] 休息とケア: 睡眠時間の確保と、眼精疲労のケアを意識する。

参考文献リスト