減量効果のある薬を服用してダイエットを行う「メディカルダイエット」が今多くの方に人気となっています。メディカルダイエットでは、GLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬といった糖尿病の治療薬が定番となっています。
ジャディアンスはSGLT2阻害薬のひとつですが、実際のダイエット効果はどれくらいなのでしょうか。
また、副作用などのリスクはないのでしょうか。
この記事では、ジャディアンスについて徹底解説していきます。
この記事で分かること
・ジャディアンスのダイエット効果
・ジャディアンスの副作用
・ジャディアンスの服用方法
・ジャディアンスを安く購入できるクリニック
\無理な食事制限・激しい運動不要!/
ジャディアンスとは?
ジャディアンスはSGLT2阻害薬で、「ブドウ糖の再吸収を抑え、尿と一緒に排出することで血糖値を下げる効果がある薬」です。有効成分はエンパグリフロジンで、日本では2015年から使用され始めました。
血液中の糖を尿と共に排出する効果は糖尿病の方だけでなく、健康な人にもあります。そのため、ジャディアンスを服用することで吸収する糖の量を減らし、痩せることが可能です。
SGLT2とは?
SGLT2とは、腎臓にあるタンパク質で、尿中に含まれる糖分を再吸収する働きがあります。食事量が多い方は、SGLT2によって過剰な糖分を吸収してしまい、肥満の原因となります。
SGLT2阻害薬とは?
SGLT2阻害薬は元々2型糖尿病の治療薬として使われていましたが、ダイエット効果があるため近年はダイエット薬としても利用され始めています。腎臓で糖を再吸収するSGLT2の働きを抑制し、再吸収される糖分の量を減らすことができます。再吸収されなかった糖は尿と一緒に体外に排泄されます。
SGLT2阻害薬はジャディアンス以外にも以下の種類があります。
・フォシーガ
・ルセフィ
・スーグラ
・デベルザ
・カナグル
ダイエット目的での使用は未承認
ジャディアンスは2型糖尿病の治療薬であるため、ダイエット目的で使用する場合は保険適用外の自由診療となります。そのため、処方の際には全額自費負担で購入する必要があります。
ジャディアンスのダイエット効果
ジャディアンスは、日本人を含む216人への臨床試験の結果、ダイエット効果があることが分かっています。この臨床試験では、1日あたり10㎎と25㎎の用量を摂取する2つのグループに分けて実験を行いました。そのうち、日本人はそれぞれ43人、45人が参加しています。
◆24週間服用を続けた際の体重減少効果
・10㎎:平均-1.93㎏
・25㎎:平均-2.15㎏
上記のように体重が減少していることが分かります。また、この実験では運動や食事制限などを行っても、血糖値をコントロールできない人たちが対象となっています。つまり、血糖値に異常がない健康な方であれば、ジャディアンスを服用しながら少し食生活や運動に注意することでより効率よくダイエットできる可能性があると言えます。
また、52週間までジャディアンスの服用を延長した実験でも、ダイエット効果が持続していることが判明しています。継続的にジャディアンスを服用し続けることで、ダイエット効果が伸びていきます。
ジャディアンスの一日のカロリー排出量
ジャディアンスを服用することで、1日あたり60g〜100gほどの糖分が尿と共に排出されます。カロリー計算すると、以下のようになります。
◆ジャディアンスのカロリー排出量
・1日あたり:約240kcal
・1カ月あたり:約7,200kcal
体重1㎏を落とすのに必要な消費カロリーは約7,200kcalなので、1カ月ジャディアンスを服用すると約1㎏は減量できる計算となります。

なお、体重60㎏の方が1カ月で1㎏落とすには、ランニング120㎞分必要になります。
毎日4㎞走る計算になるため、継続するのは非常に困難だと感じる方が多いでしょう。
一方で、ジャディアンスは服用するだけなので、無理なく効率的に理想の体重を目指すことが期待できます。
ジャディアンスのダイエット効果を実感できるまでの期間
ジャディアンスには体重を減少させる効果がありますが、短期的に効果を実感しづらいです。臨床試験のデータをもとにすると、少なくとも3ヶ月〜半年程度は継続的に服用を続ける必要があります。
また、「体重減少=体脂肪率の減少」ではないことに留意しておきましょう。
一般的に、体重が落ちることは以下の要素が組み合わさって減少していることを指しています。
◆体重減少に関連する要素
・脂肪の量の減少
・筋肉の減少
・水分量の減少
最も重要な要素は「筋肉」の量です。
筋肉は基礎代謝(自然に消費されるカロリー)の増減に関わっているため、筋肉の量が減少してしまうと「痩せにくく太りやすい」身体になってしまいます。
そのため、ジャディアンスの服用後を考えると、筋トレやランニングなどの運動する習慣をつけておき、理想の体重をキープするための身体づくりをしておくのがオススメです。
ジャディアンスの服用が適している人
ジャディアンスの服用が適している人の特徴は以下の通りです。
・食事量を自分でコントロールできない人
・炭水化物を好んで食べる人
・甘いもの(お菓子やスイーツ)をよく食べる人
・お酒をよく飲む人
ジャディアンスは食事をしたときに摂取した余分な糖質を尿と共に排出する効果があるため、糖質制限に近い状態になります。そのため、自分の食生活を振り返り、糖分を頻繁に摂取していると感じる方には特にオススメです。
ジャディアンスの安い購入先は?
ジャディアンスを購入する際には、オンライン診療がオススメです。オンライン診療はインターネット環境とスマホ、タブレット、PCなどのデバイスがあれば、どこでも薬を処方してもらうことができるプラットフォームサービスです。近くにジャディアンスを処方しているクリニックがない方や、仕事が忙しくなかなかクリニックに足を運べない方にオススメの入手方法です。
以下では、ジャディアンスを処方してもらえるオススメなオンラインクリニックを2院ご紹介します。
DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックは、継続しやすい価格で提供している国内最大手のオンライン診療プラットフォームサービスです。オンライン診療はDMMオンラインクリニックの公式サイトから日時を指定するだけです。年末年始を除いて24時間対応しているため、スキマ時間にオンライン診療を受けることができます。
また、DMMオンラインクリニックは最短当日にジャディアンスが到着するというスピード感も特徴の一つです。受け取り場所は自宅だけではなく、コンビニにも配送してもらうことができるため、利便性は抜群です。DMMクリニックは診察料が無料です。かかる料金はお薬代と配送料のみになるため、継続しやすい価格設定となっています。
DMMオンラインクリニックはジャディアンスを単体で購入できる唯一のオンラインクリニックとなっています。ジャディアンスのみ処方してほしいという方のニーズに対応している点はかなり魅力的です。
DMMオンラインクリニックの診察料 |
0円 |
DMMオンラインクリニックの配送料 |
全国一律で550円(税込) |
お試しプラン(税込) | |
糖質カットお試しプラン ジャディアンス10㎎ 15日分 | 7,920円 |
DMMオンラインクリニックのジャディアンス価格表(税込) | ||||
プラン名 | 単月 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
糖質カットプラン ジャディアンス10㎎ 30日分 | 1ヶ月あたり 19,250円 | 1ヶ月あたり 16,500円 | 1ヶ月あたり 15,400円 46,200円/1回 | 1ヶ月あたり 14,850円 89,100円/1回 |
糖質カットプラン ジャディアンス25㎎ 30日分 | 1ヶ月あたり 23,760円 | 1ヶ月あたり 20,790円 | 1ヶ月あたり 20,753円 62,260円/1回 | 1ヶ月あたり 20,478円 122,870円/1回 |
\月額14,850円からジャディアンスダイエットを始める!/
ビーファインクリニック

ビーファインクリニックでは、ジャディアンスと併せてGLP-1受容体作動薬のリベルサスを購入できるセットプランで処方してもらうことができるクリニックです。DMMクリニックはジャディアンス単体の購入が可能であるのに対し、ビーファインクリニックはジャディアンスとリベルサスの同時処方となりますので、より効果的にダイエットしたい方にはオススメです。
ビーファインクリニックの診察料 |
0円(無料) |
ビーファインクリニックの配送料 |
0円(無料) ※代引きの場合、別途手数料がかかります。 |
6ヶ月ごとお届けコース | ||
1ヶ月あたりの料金(税込) | 合計金額(税込) | |
1回目(診療・決済後) リベルサス3㎎ 30錠 ジャディアンス10㎎ 30錠 | 18,998円 | 167,000円 |
2回目(1か月後) リベルサス7㎎ 30錠 ジャディアンス10㎎ 30錠 | 24,172円 | |
3回目(2か月後) リベルサス14㎎ 30錠 ジャディアンス10㎎ 30錠 | 30,957円 |
3ヶ月ごとお届けコース | ||
1ヶ月あたりの料金(税込) | 合計金額(税込) | |
1回目(診療・決済後) リベルサス3㎎ 30錠 ジャディアンス10㎎ 30錠 | 20,145円 | 78,600円 |
2回目(1か月後) リベルサス7㎎ 30錠 ジャディアンス10㎎ 30錠 | 25,630円 | |
3回目(2か月後) リベルサス14㎎ 30錠 ジャディアンス10㎎ 30錠 | 32,825円 |
1ヶ月ごとお届けコース | |
合計金額(税込) | |
1回目(診療・決済後) リベルサス3㎎ 30錠 ジャディアンス10㎎ 30錠 | 21,200円 |
2回目(1か月後) リベルサス7㎎ 30錠 ジャディアンス10㎎ 30錠 | 27,000円 |
3回目(2か月後) リベルサス14㎎ 30錠 ジャディアンス10㎎ 30錠 | 34,600円 |
\まずはオンライン診療から!/
ジャディアンスの服用方法
ジャディアンスは1日1回朝食前または、朝食後に経口投与します。服用1回あたりの用量は10㎎が一般的ですが、効果が不十分な場合には、経過を観察しながら25㎎まで増量することが可能です。
また、毎日服用するだけでなく炭水化物を多く食べる前にだけ服用する「頓服薬」のような使い方をすることも可能です。
ジャディアンスを朝に服用しよう
ジャディアンスは夜よりも朝に服用することが推奨されています。主な理由として、薬の作用により余分な糖分を排泄するため、尿量が増加してしまうからです。
夜にジャディアンスを服用すると、就寝中にトイレで目が覚めてしまい睡眠を妨げてしまう可能性があります。そのため、朝に服用するのがベストなタイミングです。
また、ジャディアンスを飲み忘れた場合は、その日の服用は避けましょう。翌日は通常通り服用を続け、飲み忘れた分をまとめて服用するのは控えてください。
ジャディアンスを服用していても朝食は必須
ジャディアンスを服用している場合は、必ず朝食を食べるようにしましょう。就寝中は空腹の状態が続き、身体が省エネモードになっています。そのため、朝食を食べずにジャディアンスを服用すると、低血糖や水分不足による脱水症状を起こす危険性が高まります。
ダイエットを始める方は食事を抜いてしまうことがありますが、これはおすすめできません。
食事を抜くと次の食事までの時間が長くなってしまい、過度の空腹から過食になりがちです。空腹状態が長期間にわたって続いたあとに過食をしてしまうと、血糖値が急上昇し太りやすくなってしまいます。食べることもダイエットにつながるため、おにぎり一個やトースト一枚などの軽めの朝食を必ず摂ることを心がけましょう。
ジャディアンスの副作用
ジャディアンスは医薬品のため、まれに副作用が発生する可能性があります。
◆ジャディアンスの主な副作用
・尿路感染症
・高血脂症
・めまい
・便秘
・皮膚そう痒症
・発疹
・頻尿、多尿、排尿困難、尿量増加
・口の渇き
・空腹感 等
特に注意すべきなのは「尿路感染症」です。ジャディアンスの効果により、尿中に糖分が多く含まれてしまうため、尿路内が感染症を引き起こす細菌が増殖しやすい環境となってしまいます。
糖を餌にする細菌が原因で感染症が発症したり、重症化するリスクが高まります。特に女性は、自己感染による再発を繰り返しやすい「カンジダ症」に注意しましょう。
また、薬の効果で尿量が増加するため水不足になり、脱水症状を引き起こす可能性があります。ジャディアンス服用期間中に無理な糖質制限を行うと低血糖の症状が現れることもあります。
◆低血糖症状
空腹感や動悸、ふらつき、脱力感、めまい、頭痛、冷汗、震えなどが代表的な症状
脱水症状や低血糖症状にならないために、こまめな水分補給や十分な量の糖分を摂取することを意識しましょう。特に清涼飲料水やスポーツドリンクを携帯するのがオススメです。
副作用がひどい場合には、医師と服用を継続するか相談することが重要です。
ジャディアンスの注意点
ジャディアンスには服用に関する注意点がいくつかあります。
健康状態や服用中の薬がある場合は、ひどい副作用が出たり、飲み合わせのリスクが高い可能性があります。
以下では、ジャディアンスの服用の注意点を詳しく解説します。
ジャディアンスの用量・用法を守る
ジャディアンスを服用する際には、1回の用法用量を必ず守りましょう。飲むのを忘れてしまったからといって2回分を一度に飲むと副作用が発生する可能性が高くなり、健康的にダイエットを続けられなくなってしまう可能性があります。
また、25㎎以上を一度に服用しても効果が高まらず、副作用のリスクが高まるだけです。ジャディアンスの用法用量は、大多数の方に最適化された形で処方されていますので、自己判断で用法や用量を変更しないようにしましょう。
ジャディアンスと他剤の飲み合わせ
ジャディアンスと他剤の組み合わせで相互作用のある薬が確認されています。飲み合わせが悪いものは重い副作用を起こすきっかけになったり、安定したダイエット効果が得られない原因になります。
以下を確認して、常用している薬がないか確認しましょう。また、これら以外でも常用している薬がある場合は、必ず医師と相談しましょう。
併用禁忌(ジャディアンスと一緒に飲んではいけない薬) |
2024年5月現在確認されていません。 |
併用注意(ジャディアンスと併用すると危険性が有る薬) |
・ジャディアンス以外の糖尿病治療薬 |
・血糖降下作用を強める薬(β遮断薬、サリチル剤、モノアミン酸化酵素阻害剤 など) |
・血糖降下作用を弱める薬(アドレナリン、副腎皮質ホルモン、甲状腺ホルモン など) |
・利尿薬(チアジド、ループ利尿薬 など) |
ジャディアンスと上記の薬を併用すると、健康状態に悪影響が出る可能性が高まります。ジャディアンスの処方前には、普段から飲んでいる薬はあるか、また薬の種類は何かなど必ず確認されます。健康状態のわかるものや常備薬は必ず医師に伝えるようにしましょう。
ジャディアンスを服用できない人
健康上の理由から、下記の条件に当てはまる方はジャディアンスを服用することが禁止されています。
ジャディアンスを服用できない方 |
・ジャディアンスの成分に対してアレルギー(過敏症)の既往歴がある →アナフィラキシーショックという重いアレルギー症状を引き起こす可能性があるため。 |
・重症ケトーシス、糖尿病性昏睡または前昏睡の患者 →輸血やインスリンを使った速やかな対処が必須となるため |
・重症感染症、手術前後、重篤な外傷がある患者 →インスリン注射による血糖管理が望ましいため |
ジャディアンスの服用に注意すべき人
ジャディアンスの服用に当たって、下記のような特定の背景がある方はジャディアンスの服用に注意しましょう。
低血糖を引き起こす可能性が高い方 |
・脳下垂体機能不全または副腎機能不全栄養失調状態 |
・飢餓状態 |
・不規則な食生活 |
・衰弱状態 |
・激しい筋肉トレーニングを行っている方 |
・過度にアルコールを摂取している方 |
脱水症状を起こしやすい方 |
・何らかの理由で血糖コントロールが難しい方 |
・高齢者 |
・利尿剤を併用している方 |
尿路感染症・性感染症にかかっている方 |
症状を悪化させる可能性があるため |
上記に該当する方でも、程度によっては服用可能な場合もあります。ただし、ジャディアンスを服用できるかどうかは医師の判断によります。
医師の指示に従って、ジャディアンスを服用するようにしましょう。
ジャディアンス服用中に糖質制限ダイエットは危険
ジャディアンスを服用している間は、糖質制限ダイエットを行わないようにしましょう。1日あたりの糖質摂取量の目安は320gとされており、ジャディアンス服用中は1日に60g〜100gの糖分が排泄されます。
食事から過度な糖質制限を行うと、低血糖状態になり日常生活に支障をきたす恐れがあります。ジャディアンスは食事を取りながらでもダイエットすることが期待できる薬です。体重を減らすことを重視するあまり、健康を損ねないように注意しましょう。食事を制限するよりも、間食や過食、スイーツやお酒を控えるのが効果的です。
ジャディアンスのまとめ
以上、飲むだけで痩せることができるSGLT2阻害薬のジャディアンスについてまとめました。
ジャディアンスは1日1回朝食前または朝食後に服用することで減量効果が期待できる薬です。摂取した糖分の再吸収を阻害し、尿と一緒に体外に排出する効果があります。
簡単に痩せることができる一方で、頻尿による脱水症状や低血糖などの副作用には十分注意する必要があります。ジャディアンスを購入する際には、オンライン診療で最も安く購入できるDMMオンラインクリニックがオススメです。
\DMMクリニックは当日予約可能!/
※自由診療