リベルサスを飲み始めるとき、一番の不安は「ひどい吐き気や体調不良に襲われたらどうしよう」ということではないでしょうか。
結論からお伝えすると、服用者の約2〜3割(最大35%程度)に副作用が現れますが、その多くは2〜3週間ほどで体が薬に慣れ、自然に落ち着いていきます。
この記事では、現役の薬剤師である西口梨恵先生の視点を交え、辛い時期を最小限の負担で乗り切るための「正しい飲み方」や「食事のコツ」、そして絶対に見逃してはいけない「受診のサイン」について、どこよりも詳しく丁寧に解説します。
この記事でわかること3点
- 副作用の種類・頻度と、症状が落ち着くまでの具体的期間の目安
- 吐き気や胃の不快感を抑えるための「飲み方の工夫」と「食事の選び方」
- 膵炎や低血糖など、万が一の「重篤なリスク」を見極めるためのサイン
リベルサスの副作用の全体像と発生頻度
リベルサスの副作用を正しく理解することは、不必要な恐怖心を消し去り、冷静に対処するために不可欠です。まずは最新の臨床データに基づいた客観的な数字を見ていきましょう。
臨床試験データから見る副作用の発現率
国内で実施された臨床試験(PIONEER9試験など)の全集計データによると、リベルサス投与群における副作用(有害事象)の全体的な発現率は約35.4%と報告されています。
この数値は、先行する注射製剤と比較しても同等、あるいは経口剤特有の吸収プロファイルの影響でやや顕著に現れる傾向があります。
副作用の大部分を占めるのは、悪心(あくしん:吐き気)、下痢、腹痛、便秘といった消化器症状です。
具体的には、悪心を訴える症例が全体の約10.8%下痢が約6.2%となっており、服用者の10人に1人以上は初期に何らかの胃腸の違和感を経験することになります。
なぜリベルサスで「吐き気」が起きるのか?
リベルサスが吐き気を引き起こすのは、その薬理作用である「胃内容排出遅延作用(いないようはいしゅつちえんさよう)」と密接に関係しています。
この薬は、脳の満腹中枢に働きかけて食欲を抑えるだけでなく、胃の動きを意図的に緩やかにして、食べたものを通常よりもゆっくりと十二指腸へ送り出す働きがあります。
胃の中に食べ物が長く留まることで、少ない食事量でも満腹感が持続するというメリットが生まれますが、これが過剰に働いたり、体が慣れていなかったりすると、「胃もたれ」「むかつき」「膨満感」として感じられるのです。
つまり、初期の吐き気はリベルサスの主作用と表裏一体の反応と言えます。
3mg・7mg・14mgによる副作用の出方の違い
リベルサスの副作用には明確な「用量依存性」があります。
つまり、薬の成分量(3mg < 7mg < 14mg)が増えるほど、胃腸への負担も比例して大きくなり、副作用の発現頻度も高まることがわかっています。
そのため、添付文書上の用法用量でも「必ず1日1回3mgから開始し、4週間以上投与した後に7mgに増量する」という漸増法(ぜんぞうほう)が厳格に定められています。
自己判断でいきなり高用量を服用したり、7mg錠を2錠同時に飲んで14mgの代わりにするような行為は、激しい嘔吐や脱水、さらには急性腎障害を招く危険があるため、絶対に行ってはいけません。
副作用が出やすい人の特徴と体質
リベルサスの副作用の感じ方には大きな個人差があります。
臨床経験上、以下のような特徴を持つ方は、初期の違和感を敏感に察知しやすい傾向があると考えられています。
- もともと胃腸が弱い方: 消化能力が低い状態だと、胃排出の遅延を「重い不快感」として受け取りやすくなります。
- 早食い・ドカ食いの習慣がある方: 胃の動きがゆっくりになっているにもかかわらず、急いで大量の食べ物を流し込むと、胃がパンクしたような強い吐き気に襲われます。
- BMIが標準に近い方(痩せ型の方): 糖尿病患者と比較して血糖値の変化に敏感な場合があり、倦怠感や空腹感を強く感じることがあります。
ただし、これらはあくまで臨床的な観察に基づく傾向であり、医学的に完全に証明されたデータではありません。
個人差が非常に大きいため、ご自身の体調を慎重に見極めることが大切です。
【一番の不安】吐き気・下痢・便秘はいつまで続く?
服用を始めたばかりの方が最も不安に感じるのは、この不快感がいつまで続くのかという時間軸の問題でしょう。
服用開始から「体が慣れる」までのタイムライン
リベルサスによる消化器症状は、服用開始直後から1週間目にかけてピークを迎えるのが一般的です。
しかし、GLP-1受容体への刺激に対して体が適応し始めると、多くの場合は2〜3週間程度で症状が自然に軽減していきます。
臨床データや多くの患者さんの経過を見ても、服用開始から4週間(1ヶ月)が経過する頃には、大多数の方が副作用をほとんど気にすることなく日常生活を送れるようになっています。
この「最初の1ヶ月」をどう乗り切るかが、治療を成功させるための最大の難所です。

1ヶ月以上続く場合の判断基準
もし1ヶ月以上服用を続けても吐き気や腹痛が改善しない、あるいは逆に悪化している場合は注意が必要です。
その場合、薬の維持量(7mgなど)があなたの体質に対して強すぎるか、あるいはリベルサスとは別の消化器疾患が隠れている可能性も否定できません。
日常生活に支障をきたすほどの症状が続く場合は、無理に我慢を重ねてはいけません。
医師の判断により、3mgへの減量や一時的な休薬、あるいは他の治療法への変更を検討すべきタイミングと言えます。
吐き気が強い時期の仕事や家事への影響と対策
副作用が強く出る可能性がある初期の1〜2週間は、可能な限りスケジュールに余裕を持たせることをお勧めします。
例えば、初めての服用を週末や連休の初日に設定することで、万が一強い吐き気が出ても自宅で安静に過ごすことができます。
また、外出中や仕事中に不快感が出た場合は、腹部を締め付けるベルトや下着を緩めるだけでも、物理的な胃の圧迫が解消されて楽になることがあります。
こまめな水分補給(一度に大量ではなく、少しずつ)を意識し、胃の中を空っぽにしすぎないことも吐き気防止に役立ちます。
臨床現場で見る「副作用を乗り越えた患者さん」の共通点
メディカルコンテンツ編集部が、多くの臨床例を分析した結果、副作用をスムーズに乗り越えられる方には「マインドセット」の共通点があることがわかりました。
メディカルコンテンツ編集部の視点:成功者の傾向
副作用を乗り越えた方の多くは、「完璧主義」を捨てています。初期の吐き気がある時に「薬を飲んでいるからこそ、健康のために 3 食しっかり食べなければ」と無理をすると、胃に負担がかかり症状は悪化します。
成功する方は、「今は胃がお休みモードなんだ」と捉え、食べられない時はゼリー飲料やスープ、お粥などを少量だけ口にする「省エネモード」に切り替えています。
無理に固形物を詰め込まない姿勢が、結果として副作用の期間を短く抑えることに繋がっているようです。
※ただし、これらは個人の経験則に基づくアドバイスであり、全ての方に同様の効果を保証するものではありません。
薬剤師が教える「副作用を抑える」正しい飲み方と生活習慣
リベルサスは「SNAC(スナック)」という特殊な吸収促進剤を用いた非常にデリケートな製剤です。飲み方一つで、副作用の強さも効果の現れ方も劇的に変わります。
1日の始まり:起床時の正しい服用手順

リベルサスは胃の粘膜から直接吸収されるため、胃の中に食べ物や水分が残っていると、成分が適切に吸収されず、逆に副作用だけが強く出る原因になります。
- 完全な空腹時に飲む: 朝起きてすぐ、水以外何も口にしていない状態で服用します。
- 水の量は120ml以下: 水が多すぎると成分が薄まり、少なすぎると錠剤が溶けにくくなります。コップ半分程度の水(約 90〜120ml)で、錠剤を割ったり噛んだりせず、そのまま飲み込みます。
- 服用後30分以上(できれば 60 分)は飲食禁止: これが最大のポイントです。他の薬、コーヒー、お茶、サプリメントも全てこの時間は控えてください。
副作用を悪化させる「NGな食べ物」と「おすすめの食事」
リベルサス服用中の食事内容は、副作用の程度を左右する重要な因子です。
- 避けるべき食べ物(NG): 揚げ物、焼き肉、生クリームを多用したスイーツなどの「高脂質食」です。脂質はもともと消化に時間がかかりますが、リベルサスの作用でさらに胃に停滞するため、激しい胸やけや胃もたれを引き起こします。
- おすすめの食事: 白身魚、豆腐、柔らかく煮た野菜、お粥、スープなど。脂肪分が少なく、胃を素通りしやすい「消化に優しいメニュー」を基本にしましょう。
症状が出た時のセルフケア:氷・ミント・分割摂取の考え方
副作用による不快感が出た際の、薬剤師推奨の緩和テクニックを紹介します。
- 口腔を冷やす: 氷を口に含むと、迷走神経の興奮が抑えられ、吐き気がスッと和らぐことがあります。
- ミントの活用: ミント系のタブレットやガム(服用 30 分後以降)は、嗅覚と味覚の刺激で気分をリフレッシュさせてくれます。
- 少量頻回食: 1 日 3 食という枠組みにこだわらず、1 回の量を半分にして 5〜6 回に分けて食べることで、胃の急激な膨張を防ぎ、負担を大幅に軽減できます。
PTPシートの保管状態が副作用や効果に与える影響
リベルサスの成分である SNAC は非常に吸湿性が強く、湿気に触れるとすぐに劣化してしまいます。
西口薬剤師 (株式会社まちかどメディカル代表) の解説

リベルサスは、湿気や光に対して非常にデリケートな薬剤です。1 週間分を 1 錠ずつバラにしてピルケースに入れるような『一包化(いっぽうか)』に似た保管は絶対に避けてください。
必ず服用する直前に PTP シートから取り出すことを徹底しましょう。また、シートをミシン目以外の場所で切ると、アルミの隙間から湿気が入り込み、薬の安定性が損なわれます。本来の効果が得られないだけでなく、劣化した成分が体に悪影響を及ぼす可能性もゼロではありません。
筋肉量減少を防ぐための「良質なタンパク質」摂取
リベルサスで食欲が落ちている時、単に「食べない」だけでは、脂肪と一緒に筋肉量も過剰に減少してしまうリスクがあります。
筋肉が落ちると基礎代謝が下がり、服用を止めた後のリバウンドの原因になります。
副作用で食欲がない時こそ、プロテイン飲料、卵、鶏のささみ、大豆製品など、脂質が少なく効率よくタンパク質を補給できる食品を選んで摂取するように意識してください。
【警告】絶対に見逃してはいけない重篤な副作用と初期症状
リベルサス服用中に、以下のような「いつもと違う激しい症状」が現れた場合は、一時的な副作用と楽観視せず、即座に適切な対応を取る必要があります。
急性膵炎:背中に抜けるような激痛を感じたら
GLP-1 受容体作動薬の重大な副作用として、頻度は 0.1% 未満と低いものの、急性膵炎が報告されています。
- 初期症状: 嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛。特に 「背中に突き抜けるような鋭い痛み」 が特徴です。
- 対応: 痛みがあるからといって鎮痛剤で様子を見るのは厳禁です。すぐに服用を中止し、救急外来を受診するか主治医に緊急連絡してください。
低血糖:ふるえ、冷や汗、強い空腹感への対応策
単剤服用でのリスクは比較的低いですが、他の糖尿病薬(インスリンや SU 薬)を併用している場合は特に警戒が必要です。
- 初期症状: 異常な空腹感、手指の震え、冷や汗、動悸、脱力感。
- 対応: すぐにブドウ糖10〜20g(またはブドウ糖を含むジュースやラムネ)を摂取します。15 分経っても回復しない場合は再度摂取し、意識が朦朧とする場合は直ちに医療機関へ。
胆石症・胆嚢炎:2024年改訂の最新警告
リベルサスによる急激な体重減少や GLP-1 の作用により、胆汁の流れが滞り、胆石ができやすくなることがわかっています。
2024年2月には添付文書が改訂され、「胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸」が重大な副作用として追加されました。
- 初期症状: 右側の肋骨の下あたり(右季肋部)の激痛、発熱、皮膚や白目が黄色くなる(黄疸)。
- 対応: 脂っこい食事の後に右腹部が痛む場合は、胆石症の疑いがあります。エコー検査が必要ですので、消化器内科を受診してください。
甲状腺関連疾患とアナフィラキシー
- 甲状腺のリスク: 動物実験では甲状腺 C 細胞腫瘍の報告があるため、甲状腺の腫れ、しこり、声のかすれ(嗄声)を感じた場合は、速やかに医師に相談してください。
- アナフィラキシー: 服用直後から数時間以内に、全身のじんましん、顔の腫れ、呼吸困難、血圧低下などが起きた場合は、迷わず救急車を呼んでください。

緊急受診チェックリスト:この症状が出たらすぐ病院へ
- [ ] 嘔吐が止まらず、一切の水分を受け付けない
- [ ] 背中に突き抜けるような、経験したことのない腹痛がある
- [ ] 冷や汗が止まらず、意識が遠のく感覚がある
- [ ] 右の肋骨下が激しく痛み、熱が出ている
- [ ] 喉が腫れて、息が苦しい
美容目的(ダイエット)で服用する際のリスクと注意点
現在、リベルサスは「メディカルダイエット」という名称で、2 型糖尿病ではない方にも自費診療(自由診療)で処方されています。
しかし、あくまでも「病気を治療するための薬」であることを忘れてはいけません。
健康な人がリベルサスを飲むことの医学的リスク
糖尿病ではない健康な方が服用すると、必要以上に血糖値が下がり、日常生活に支障をきたすほどの倦怠感やエネルギー不足感を感じることがあります。
PMDA(医薬品医療機器総合機構)も、適応外での使用における安全性・有効性は確認されていないとして、注意喚起を行っています。
「痩せない」と感じた時に自己判断で増量する危険性
「3mgを1ヶ月飲んだけど痩せないから、明日から2錠(6mg)飲もう」という自己判断は、リベルサスにおいて最も危険な行為の一つです。
急激に血中濃度が上昇することで重度の嘔吐を引き起こし、それによる脱水から急性腎不全に至った事例も報告されています。
筋肉量維持と「リバウンド」を防ぐ戦略
リベルサスで食欲を抑えている期間は、いわば「食生活のリセット期間」です。
この間に、ただ摂取カロリーを減らすだけでなく、高タンパク・低脂質の食事を意識し、軽い運動を組み合わせることで筋肉量を維持することが、薬を止めた後のリバウンドを防ぐ唯一の道です。
副作用で食べられない時期を単なる「絶食」で終わらせないようにしましょう。
飲み合わせ(相互作用)と持病がある方への配慮
リベルサスを服用する際、他に飲んでいる薬がある場合は注意が必要です。
他の糖尿病薬やサプリメントとの併用
インスリンや SU 薬(アマリール等)との併用は、深刻な低血糖を招く恐れがあります。
また、血糖降下作用を謳うサプリメント(ギムネマ、サラシア、桑の葉等)を常用している場合も、相加的に作用が強まる可能性があるため、必ず医師に申告してください。
胃切除術・イレウスの既往がある方
リベルサスは主に胃で吸収されるため、胃を切除している方や、過去に腸閉塞(イレウス)を起こしたことがある方は、薬の吸収が不安定になったり、消化管運動への影響で症状が悪化したりするリスクがあります。
これらの既往がある場合は、注射製剤の方が安全な場合もあります。
妊娠・授乳中の方への厳格な制限
動物実験において胎児への毒性が確認されているため、妊娠中、授乳中、および 2 ヶ月以内に妊娠を予定している女性は服用できません。
計画的な妊娠を希望される場合は、服用を中止してから少なくとも 8 週間(約 2 ヶ月)の休薬期間を設ける必要があります。
リベルサスの副作用に関するよくある質問 (FAQ)
安心して服用を続けていただくために、多くの方が抱きやすい共通の疑問をQ&A形式でまとめました。
- Q副作用がないと効果も出ていないということですか?
- A
いいえ、決してそんなことはありません。
副作用の有無と薬の有効性(血糖降下や体重減少)は、必ずしも比例しません。副作用を全く感じなくても、順調に目標を達成される方は多くいらっしゃいます。
副作用がないのは、あなたの体が薬に対して非常にスムーズに適応できている、理想的な状態だと言えます。
- Qお酒(アルコール)を飲むと副作用はひどくなりますか?
- A
ひどくなる可能性が非常に高いです。
アルコールは胃粘膜を直接刺激するため、リベルサスによる吐き気を増幅させます。
また、アルコールは膵炎の大きなリスク要因であり、低血糖も誘発しやすくします。特に服用初期や増量期は、禁酒またはごく少量に留めるのが賢明です。
- Q副作用が辛くて休薬した場合、翌日はどう飲めばいい?
- A
翌日は「通常通りの1回分」を飲んでください。
忘れた分を合わせて2錠飲むようなことは絶対にしないでください。
もし数日間以上休薬してしまった場合は、血中濃度が下がっているため、再開時に再び初期のような副作用が出やすくなります。
再開の判断は自己判断せず、必ず主治医に相談してください。
- Q生理前に副作用が強く出ることがあるのはなぜですか?
- A
ホルモンバランスの変化で胃腸が過敏になるためと考えられます。
生理前は黄体ホルモンの影響で、もともと便秘や胃腸の不快感が起きやすい時期です。リベルサスの作用と重なることで、普段より症状を強く感じてしまう方がいらっしゃいます。
医学的な直接の因果関係が証明されているわけではありませんが、この時期は特に消化の良い食事を心がけ、安静に過ごすようにしてください。
まとめ:正しく知って、安全にリベルサスを活用するために
リベルサスと正しく付き合い、安全に服用を続けていくための重要ポイントを改めて整理しておきましょう。
記事の要約:副作用への向き合い方
リベルサスの副作用は、多くの場合「一過性の通過点」です。以下の 3 点を意識して、冷静に対処しましょう。
- 「最初の 1 ヶ月」を乗り切る見通しを持つ: 2〜3 週間で体が慣れることが多い。
- 「正しい飲み方」と「食事の質」を追求する: 空腹時の服用と、脂質を避けた高タンパク食が鍵。
- 「重篤なサイン」を決して見逃さない: 背中の激痛や激しい腹痛、意識障害は即受診。
監修者・西口薬剤師からの最終アドバイス
西口 梨恵 先生からのメッセージ

リベルサスは、正しく服用すればあなたの健康寿命を延ばすための強力なパートナーになります。しかし、その効果の裏側には、管理すべきリスクがあることも事実です。
不安や違和感を一人で抱え込まないでください。私たち薬剤師は、あなたが安全に、そして納得感を持って治療を続けられるよう、いつでも相談に乗る準備ができています。信頼できるクリニック選びと、専門家との二人三脚で、健やかな未来を目指しましょう。
リベルサス副作用・対処法最終チェックリスト
▼要点チェックリストを開く
| 症状項目 | 発生頻度の目安 | 対処法のポイント | 緊急受診の目安 |
|---|---|---|---|
| 吐き気・胃もたれ | 高 (10〜20%超) | 水120ml以下、服用後30分絶食、高脂質食を避ける | 嘔吐が止まらない、水分が摂れない |
| 下痢・軟便 | 中 (約5〜6%) | 消化の良いものを少量頻回に。水分補給を徹底 | 激しい腹痛を伴う、脱水症状がある |
| 低血糖症状 | 低 (併用時注意) | ブドウ糖 10g を常に携帯し、震え等が出たらすぐ摂取 | 意識が朦朧とする、糖分を摂っても回復しない |
| 急性膵炎 | 稀 (0.1%未満) | 即、服用中止。 鎮痛剤を飲まずに医療機関へ | 背中に抜けるような激痛、繰り返す嘔吐 |
| 胆石症・胆嚢炎 | 稀 (新設警告) | 体重の急減に注意。脂肪食を控える | 右肋骨下の激痛、発熱、黄疸 |
参考文献・公式リンク