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高校生の包茎は問題あり?思春期の包茎手術のメリット・デメリットをわかりやすく解説

高校生になっているのに、包茎なのは問題があるのではないかと不安な方はいませんか?

「高校生の内に包茎手術は受けるべき?」

「高校生でも手術を受けられるの?」

「包茎手術のメリットやデメリットは何?」

多くの疑問を抱えている方向けに、本記事を通じて、高校生の包茎に関する疑問や懸念を解決していきます。

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思春期に包茎が気になるのは普通のこと

思春期に包茎が気になるのは普通のことイメージ

高校生は思春期真っ只中ということもあり、性的エネルギーも急上昇する時期です。

そんな高校生が多く抱える悩みは自分の「包茎」についてです。

思春期ホットラインに寄せられる包茎の悩み
年次 パーセント
2019年 20.8%
2009年 20.5%
1999年 18.7%
※引用元:一般社団法人日本家族計画協会の調査データより

上記の表のように、過去20年間を通して思春期男子の約20%が包茎に関して悩みを抱えてることがわかります。

これは思春期ホットラインに寄せられた悩みのみを集計した結果であるため、実際に包茎の悩みを抱えている高校生の数はもっと多いといえるでしょう。

このように、自分の性器の形について悩んでいる高校生は多くいます。自分以外にも周りに自分と同じような悩みを抱えた人がいると思うと気持ちは軽くなるかもしれません。

高校生の包茎の割合

日本では、成人男性の約70%が包茎とされています。そのほとんどが仮性包茎であるため、日常生活には何の問題もありません。

また、陰茎の成長は20歳ごろで止まるため、高校生時に包茎であったとしても、今後改善できる見込みがあります。

高校生になったら知っておきたい包茎の種類

包茎には大きく分けて3種類あります。それぞれの包茎について、代表的な特徴やリスク、デメリットをわかりやすく説明していきたいと思います。

真性包茎

真性包茎のイメージ図

真性包茎は、非勃起時及び勃起時のどちらにおいても包皮を剥けない状態です。

真性包茎になる要因は様々で、生まれつき包皮口が狭い場合や、亀頭と包皮が癒着している場合、また、両方が原因となっている場合などです。

皮を剥くことができないため、包皮内を洗う事ができず、不衛生な状態になりがちです。

真性包茎の種類 真性包茎の状態
強度絞扼型 男性器の亀頭を覆っている包皮が狭いため、皮が剥けず亀頭が出ない状態
癒着型 包皮が亀頭に癒着しており、皮が剥けない状態

真性包茎のデメリットやリスク

真性包茎は勃起時に包皮がかぶっているため、女性からの印象が悪く、男性としての自信を失いがちです。また、汚れ(恥垢)を洗い落すことができないため、不衛生な状態となり、性感染症のリスクが高まります。

  • 亀頭が露出できないため、垢の蓄積と悪臭の発生が問題になる
  • 亀頭炎や包皮炎のリスクが高まる
  • 性感染症になり、膣炎などパートナーの女性の健康に被害が及ぶ可能性がある
  • 性行為時に性感を感じづらい

カントン包茎(嵌頓包茎)

カントン包茎

カントン包茎は勃起時に帰途が露出しますが、元のサイズに戻るときに包皮が亀頭に引っ掛かり包皮が戻らなくなってしまう包茎です。包皮口が狭くなっているため陰茎が締め付けられてしまい、血流障害を引き起こし、腫れや痛みを起こしたり、壊死したりする可能性があります。

カントン包茎のデメリットやリスク

仮性包茎と比較すると、さまざまなデメリットがあるため、医療機関で早めに治療する必要があります。

  • 包皮の締め付けによって血流障害がおき、痛みや腫れを引き起こす
  • 包皮による締め付けにより陰茎に血流障害が起こる
  • 亀頭を無理やり露出させると元に戻らず、緊急手術が必要になる可能性がある

仮性包茎

仮性包茎

高校生をはじめ、成人男性の包茎でもっとも一般的なのが仮性包茎です。日本人男性の6割以上がこの仮性包茎の状態であると言われています。

普段は亀頭が包皮に覆われていますが、勃起時は亀頭が露出するのが特徴です。また、勃起時に自然と亀頭が露出するわけではなく、自分の手で剥かなければならない場合もあります。

どちらの場合でも、痛みや抵抗なく包皮を剥くことができるため、包茎ではない陰茎と機能面では差はありません。

仮性包茎のデメリットやリスク

勃起時に包皮を剥くことができるため、早急に治療する必要はありません。しかし、以下のデメリットがあるため、手術を希望する患者が多いです。

  • 入浴時、包皮を剥いて洗わないと、汚れが溜まりやすい
  • 平常時は包皮に覆われているため、亀頭が刺激に対して敏感になり、早漏になってしまう
  • しっかりと衛生的に保たないと性感染症を発症する可能性が高くなる
  • 緊急手術が必要となるカントン包茎になってしまう可能性がある

各人の仮性包茎の状態によりますが、入浴時には自分で皮をめくり、男性器とその周辺を洗わないと不衛生になってしまい、腫れや痒み、赤みなどの症状が現れる可能性があります。

処置をしないまま放置すると包皮炎などを発症し、包皮の先端が固くなってしまったり、狭くなってしまい亀頭を露出することが困難になります。その結果、真性包茎やカントン包茎になってしまう可能性があります。

仮性包茎に手術が必要というわけではないものの、衛生上のデメリットや手術が必要になる包茎になってしまうリスクを考慮すると手術を受ける選択が賢明です。

また、男性器に関するコンプレックスから開放されるため、ストレスから開放される点も魅力的な点と言えます。

その他の包茎の状態

肥満型包茎

肥満状態になっている男性が下腹部や脚についた脂肪によって、男性器が埋もれてしまい、包皮が亀頭を包んで包茎になる状態の事を肥満型包茎と呼びます。

特に、メタボリックシンドロームの男性が腹部の内蔵脂肪によって包茎になることが多いです。肥満型包茎は、食事制限や定期的な運動により肥満を解消することで改善されることが多いです。しかし、脂肪の重みや男性器の周りの皮膚も伸びて包茎になった場合は、外科手術によって余剰な包皮を切除する外科手術が必要になる事もあります。

埋没陰茎包茎

埋没陰茎包茎は、陰茎が体内に埋没している時間が長いことが原因となって、亀頭が包皮で覆われている状態が長くなり、包茎になる状態です。

埋没陰茎包茎の場合、長茎術によって陰茎を約2㎝から8㎝延長することが可能です。

高校生が包茎治療を受けるメリット

高校生の間でも包茎治療を受ける人は少なくないです。高校生で包茎手術を受けるメリットを下記で解説していきます。

コンプレックスが解消され、自分に自信が持てる

手術によって包茎が解消されると、自分に自信が持てるようになります。陰茎は男性の象徴とされていますので、包茎を解消して余裕のある自分をアピールすることができます。

高校生の場合、包茎のコンプレックスがあると、修学旅行や部活動の合宿などで友達に裸を見られることは精神的に辛い経験となることがあります。

しかし、包茎を解消すれば、同性からからかわれることもなくなり、人間関係をより良い方向に持って行くことができます。異性に対しても以前より積極的になれるため、本人もより魅力的になります。

衛生的になり臭いも減る

包茎の状態では、亀頭と包皮の間の恥垢を十分に洗うことが難しい場合があり、不衛生な状態となります。しっかり汚れを落とす際にも時間がかかってしまい、手間が掛かります。

また、高校生は新陳代謝が良いため、夏場の運動後は特に体臭が気になってしまいます。陰部は特に蒸れやすく、汚れやすい部分であるため、よりひどい臭いが発生する可能性もあります。

包茎治療を行うことで、股間部をしっかり洗う事ができ、衛生を保ち、臭いも予防することができます。

早漏改善につながる可能性がある

包茎治療は早漏改善につながる可能性もあります。高校生ではパートナーと性行為を行う方はまだ少ないと思います。しかし、将来的に性行為を行う機会は増えるかもしれません。

しかし、包茎だと性行為に慣れてきても、亀頭が敏感すぎて早漏になる可能性があります。
何度試しても、射精がコントロールできなければパートナーが失望する可能性があり、ストレスによりEDになってしまう可能性もあります。

包茎治療をして、普段から亀頭への刺激に慣れれば早漏も改善されやすくなります。

陰茎トラブルを予防できる

包茎では、バルーニングや亀頭包皮炎など、ペニスに関するトラブルが生じる可能性があります。また、カントン包茎の場合、包皮により陰茎が締め付けられることがあり、血液の流れが阻害され、一部が壊死してしまう恐れがあります。

包茎手術により陰茎を清潔に保ち、健康リスクを最小限に抑えることが可能です。

高校生が包茎治療を受けるデメリット

高校生が包茎治療を受ける際に考えられるデメリットにはどのようなものがあるでしょうか。下記にて、高校生が包茎治療を受ける際のデメリットを解説していきます。

親権者の同意が必要である

高校生が包茎手術を受ける場合、保護者や親権者の同意が必要になります。クリニックによっては手続きが異なりますが、手術前にカウンセリングのみであっても、基本的には親権者の同意がないと受けることができません。

2022年4月から日本の成人年齢が18歳に引き下げられたため、18歳であれば親権者の同意や同伴なく手術を受けることができます。ただし、クリニックによって20歳未満の方は親権者の同意が必要という場合もありますので、予約時にクリニックに確認してみましょう。

包茎手術を受ける18歳未満の高校生は、クリニックに来院する際に必ず親権者の同意書を持参してください。

費用が高い

包茎手術は自費診療で行う場合、費用が高くなりがちです。そのため、多くの高校生にとっては大きな経済的負担となることがあります。保険が適用される場合もありますが、その場合手術痕が残る可能性が高く、お勧めできないこともあります。

術後の仕上がりに影響がある可能性がある

高校生は発育途中であり、陰茎の成長も完了していない場合が多いです。包茎手術は単に包皮を切除するだけではなく、色合いや縫合の位置などの美容的観点で配慮すべきポイントがいくつもあります。手術直後は美しい仕上がりになっても、成長に伴い、見た目に変化が生じる可能性があることに注意が必要です。

体育の授業や部活への影響

包茎手術をすると、約1か月間は激しい運動を避ける必要があります。そのため、部活や体育の授業などに影響が出やすいです。

包茎手術は入院する必要はなく、日帰りが一般的です。そのため、学業には影響はありません。

しかし、術後1か月間は激しい運動や自転車・バイクにまたがることは禁止されます。

手術を受ける場合は、事前に先生や友人に手術とそのための休養が必要であることを伝えましょう。

包茎手術の方法について

包茎治療は、単に包皮を切除するだけではありません。

包茎手術には、多くの術式があります。包茎の種類によって適した術式が異なりますので、これを理解しておくことが大切です。

下記では、現在使用されている包茎手術の一例をご紹介します。

環状切開法

環状切開法では、包皮を剥いた状態で余分な皮をリング状に一周分切除します。

包皮の長さごとに切除部分を決めて、陰茎の中央部で縫合します。

包茎治療では最も一般的な治療方法です。シンプルな術式のため、仕上がりは医師の技術が大きく影響します。

亀頭直下デザイン縫合法

亀頭直下デザイン縫合法は亀頭のすぐ下で余剰な包皮を切除し、縫合する術式です。

環状切開法よりも美容的観点を重視しているため、手作業で丁寧に施術しており、ツートンカラーになりにくいです。

勃起した際の皮の長さを考慮してデザインカットを行い、傷跡が亀頭直下に来るように調整しているため、傷跡が目立ちにくく、美しい仕上がりになる術式です。

亀頭直下埋没法

亀頭直下埋没法は亀頭直下デザイン縫合法よりもさらに傷痕が目立ちにくい術式です。亀頭の真下に限りなく近い位置で縫合を行うため、手術したことがわからないほど綺麗な仕上がりになります。

包皮の長さを精密に計測するため、適切な長さの包皮を残す事が可能となり、皮が自然に寄って縫合部分がほとんど見えない術式になっています。

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包茎治療・手術の流れ

包茎手術の流れ

高校生が包茎治療を行う際に、必要になる手続きを流れに沿って解説していきます。

包茎手術を受けようと考えている方は是非参考にしてください。

1. 無料相談

まずは、男性スタッフとのメール・電話での無料相談を受けてみましょう。包茎に関する悩みや治療方法、手術中の痛み、費用についてなどなんでも相談することができます。

実際に来院してカウンセリングを受けてみようと思った方は、カウンセリング予約と日程調整を行いましょう。

2. 医師による診察、カウンセリング

多くのクリニックでは、カウンセリングを完全個室で行っています。プライバシーがしっかり保護されるため、包茎についての悩みや手術の疑問点などを相談する事ができます。

手術のリスクや麻酔の副作用、術後のアフターケアについても回答してもらえるため、日問店はここで解消しておきましょう。

3. 包茎手術

カウンセリングが終わり、治療内容に同意したら手術開始です。

支払い時期はクリニックにより手術前後で異なりますが、手術後にトラブルが起こりづらい手術前の支払いを行っているクリニックがおすすめです。

包茎手術では、包茎の状態に合わせて切開のデザインを決めます。その後、局所麻酔を行い、十分に麻酔が効いたことを確認してから包皮の切除・縫合を行います。

麻酔が効いているため、触られた感覚は残りますが、痛みはほとんどない状態です。

痛みの配慮については多くのクリニックが対策を行っていますので、痛い時には遠慮なく申告しましょう。

手術はおおむね30分〜1時間で終わります。

4. アフターケア

手術後は患部に軟膏を塗り、包帯を巻いて帰宅します。術後の過ごし方や注意点がクリニック側からされますので、しっかりと指示を守って日常生活送るようにしましょう。

高校生の包茎治療の注意点

高校生が包茎治療を受ける際には注意点がいくつかあります。包茎は自力では改善することは出来ません。専門的な知識がない方が無理やり包茎を直そうとすると裂傷が起こり、出血が止まらなくなってしまうケースがあります。

また、カントン包茎になってしまい、亀頭が壊死する可能性もあります。

包茎を改善したい場合には、自力で何とかしようとせず、専門のクリニックに行き、治療を受けましょう。また、手術を受ける前に注意点をまず確認し、リスクを理解してから包茎手術を受けましょう。

インターネットの情報に振り回されないようにする

近年はスマートフォンの普及により、インターネットで包茎に関する情報を簡単に入手できるようになりました。包茎がコンプレックスに感じている高校生は、どうすればすぐに包茎を改善することが出来るのか考え、実行する人もいるかもしれません。

しかし、包茎を完治させるためには、包皮の切除手術を行っているクリニックに行き、包茎治療をするしかありません。

自力で改善する事ができる包茎矯正グッズなどは医学的根拠がないものばかりです。商品によっては、陰茎に悪影響を与えるものもありますので、絶対に購入しないようにしましょう。

また、包皮口が狭いからと言って無理やり広げたり、癒着した包皮を無理に引きはがしたりすることもやめておきましょう。

手術を受けるには保護者の同意が必要

上述の通り、包茎手術を受けるには保護者の同意が必要です。包茎手術はメリットだけではなく、デメリットやリスクもありますので、親御さんとしっかり相談して決める事をお勧めします。

また、カウンセリング時には保護者同伴を許可しているクリニックもあります。手術についての説明を一緒に聞き、納得させるのもひとつの方法です。

高校生の貯金内で包茎治療する方法

包茎手術は高校生にとっては非常に高額な値段となっています。上述したデメリットの内、費用面であれば解決方法があります。

どのようにしたら高校生が包茎手術を安く受けられるかを解説していきます。

保険適用内で包茎手術を受ける場合

全ての包茎手術ではありませんが、真性包茎やカントン包茎と診断された場合、保険が適用されるケースがあります。

包茎手術で保険が適用されるケース
・背面切開法または環状切開法で手術を受ける場合
・包茎の状態が真性包茎またはカントン包茎で合った場合

日常生活に支障をきたしたり、感染症のリスクが高まったりするなど、健康被害が大きいことが予想される包茎の場合は祖域治療が必要となり、保険が適用されます。

保険が適用された場合、手術代の3割だけを負担することで手術を受けることができます。

包茎治療の料金相場

保険適用外の自費診療で手術を行う場合、相場は15万円〜50万円です。保険適用の場合、3割負担となりますので、45,000円〜150,000円で包茎手術を受けることが可能です。

保険治療でのデメリット

保険適用で受ける手術は費用が安くなる一方で、いくつかのデメリットもあります。保険適用で包茎手術を受ける際のデメリットは以下の通りです。

担当医が専門の医師ではない

保険適用で包茎手術を受けることができるのは泌尿器科の医師のみです。包茎治療を専門にしている医師とは知識量や経験に大きな差があります。

しかし、機能面を改善するための施術についての知識は豊富ですので、安心して任せることができます。手術後の仕上がりをあまり重視していない方は保険適用で手術を受けましょう。

一方で、手術後にツートンカラーになりたくない方であったり、希望の形がある方は保険適用外の包茎治療専門クリニックで手術を受けることをおすすめします。

仕上がりに納得できない可能性がある

保険適用の施術はあくまで機能面の改善を目的とした手術です。そのため、基本的に見た目への配慮はありません。包茎の見た目を改善したい方にとっては、保険適用での手術は難しいです。

手術前には、自分が包茎手術で最も重視している点を明確にしておくことが重要です。

皮に突っ張り感がある

保険適用の手術では、包皮の切りすぎや縫合によって、皮が適度に余らず、突っ張り感が出てしまう事があります。

亀頭の露出には、余分な皮を切除することが第一であるため、非勃起時・勃起時両方を考慮して施術する部分を決めている医師は多くありません。そのため、手術後勃起時に突っ張り感が出てしまう可能性があります。

反対に、包皮を切りすぎるリスクを回避しすぎて、切除する包皮の量少なくなってしまい、包茎が改善されないケースもあります。

まとめ

以上、高校生の包茎手術について解説しました。高校生時はまだ発育途中であり、今後の成長次第では包茎が改善するケースは多くあります。しかし、真性包茎やカントン包茎の方は健康被害が大きいリスクがありますので、緊急で手術を行う必要があります。

高校生が包茎手術を受ける際は、保護者の同意が絶対に必要です。しっかりと親御さんと話し合い、包茎手術の必要性を伝えなければなりません。

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